『ルネサンスとは何であったのか』


めずらしく今日は本を紹介。

これは時々読み返したくなるので手放せない1冊なのです。
歴史的事項をいろいろ解説しながら進んでいく本なのに、
わかりやすくて、なぜかスリリングでどんどん読めてしまう。

彼女自身が歴史をどれだけ自分にとってリアルで躍動的なものとして捉えているか、というところで、
こういう楽しさが生まれてくるのだと思う。
私みたいな美術好きや、私みたいなクラシック音楽好きや、私みたいなルネサンス好きにもお勧め。(笑)

そしてルネサンスという時代は、本当に今に通じる再生の、そして統合の時代だと思うので、
専門家の時代といわれる現代に疑問を抱いている方や、
ヨガをするような、「結ぶ」ことを理念として持っている方、
いろ~んな人にとってヒントになるのがルネサンス時代で、
この本はそれを、遠い異国の物語としてではなく、
わかりやすく考えさせてくれる1冊だと思うので、この本はやっぱりお勧めです。

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