駒ヶ根日記:伊那紬

Anrakuji


安楽寺ヨガからのご縁で、駒ヶ根市内の紬づくりを見学に行かせていただきました。

久保田織染工業株式会社

もともとこの地方は養蚕業が盛んで、
紬織物は古くから受け継がれている伝統の一つだそうです。

がしかし、もちろん今となっては駒ヶ根市唯一の存在であるだけでなく、
伊那紬と呼ばれる中央アルプスと南アルプスに囲まれた天竜川沿いの地域で作られる
紬を唯一受け継いでおられる工房です。

古くからの製法のまま、
糸作りから製織までをすべて行い、
草木染を多用し、手織りでの製品づくり、

やまざくら、りんご、矢車玉、どんぐり、
渋い光沢、繊細な模様、…

職人さんが大事にされている会社です。

事前にお電話すれば見学させていただけます。
染めの材料から、美しい糸を撚って作る工程、
染の過程、織の手作業の職人技まで、すべてを見せていただけて、
とても貴重な体験でした。

誇り高く末永く、作品作りを続けていけるといいなぁと思いました